耐熱ラベルを用いた金型管理について

導入事例/常温貼付タイプ
2022-08-08

【耐熱ラベルを用いた金型管理について】

 

昨今、金型を用いて製造されている会社様より金型の管理(◆個体情報 ◆金型仕様

情報 ◆使用開始日時 ◆使用履歴  など)で問い合わせをいただくケースが多く

なっております。 

特に大手製造業様(電機・機械メーカー)から製造委託先に所有される金型の資産管

理として検討・導入いただいております。

 

弊社耐熱ラベル/タグは、熱転写プリンターで必要情報(視認文字、バーコード)を

簡単に付与でき、金型に取り付けたまま製造工程や洗浄工程等に通して頂けますので、

金型自体のID管理にご活用いただけます。

 

①耐熱性

金型は製造時に150℃以上になることもあります。一般的はラベルの材質は紙やPET

等のため、耐熱性が足りず使用できません。

 

②耐薬品性

金型は定期的に洗浄をされます。この洗浄工程はお客様によってさまざまです(エア

ー・ドライアイス吹付、洗浄液浸漬、アルコール拭き取り 等)。

弊社製品はラベルとインクリボンに一定の薬品性を付与しております。しかしながら

条件によっては耐性が足りないケースもあり、その場合は以下の方法で運用いただい

ております。

● 耐熱ラミネートシールをラベルの上から貼り合わせ(耐熱ラミネートシールHP-

X1450)

 

③上記以外の条件

ゴムや自動車のタイヤの製造に用いられる金型では長時間、高温・高圧下にラベルは

曝されます。

また、ゴムがラベル上に付着し、印字した視認文字やバーコードの識別不良を起こす

こともあります。その場合は以下の方法で運用いただいております。

● 弊社でインクと印字層を焼き付けしたラベル(耐熱ラベルHP-X1818、HP-X205

2)

 

金型管理に限らず、高温工程管理でお困りの際は、是非当社にご相談ください。