インドでの熱間ビレット採用状況
2016-03-09
インドの鉄鋼業界も、世界の潮流には抗えず、非常に厳しい時期を迎えています。しかしながら、旺盛な国内需要に支えられた経済成長により、
他地域に比較すると安定的な状況です。YSテックでは鉄鋼製品を鋳造直後の高温時からバーコードで管理できるという手法を提案し続けておりますが、
最近、このインドからの引き合いが非常に増加しております。
TATA Jamshedpurで採用されているという影響も大きいと思われますが、製品のトレーサビリティ強化に対して非常に積極的であるという背景があります。
ホットコイルのみならず、ビレットやスラブでの採用も現実化してきており、本年度中には導入事例として紹介できるのではないかと考えております。
下記は、最近行った量産前提の貼り付けテストの様子です。
この時のテストでは120枚のラベルを貼り付け、全てのラベルで貼り付け成功いたしました。
添付写真よりさらに粗度の大きな断面もありましたが、無事に貼り付けることができました。
現在、自動貼り付け機を含めた提案を行っております。
続報お届けできるように努力して参ります。
以上